名将エチャリ先生がつけたUAE&タイ戦、 日本代表14選手の通信簿【170410】

2017年5月7日

名将エチャリ先生がつけたUAE&タイ戦、日本代表14選手の通信簿

「選手はピッチで“考える人”でなければならず、しかも迅速に適切な決断を下せなければならない」

 そう語るミケル・エチャリは現在69歳、バスク代表監督を務める。世界最高峰リーガエスパニョーラの名門、レアル・ソシエダで強化部長、育成部長、戦略スカウト、Bチーム監督などを歴任。ファンマ・リージョ(セビージャ)など監督養成学校で多くの指導者も育ててきた。今も指導者として世界中を回り、日本でもJリーグや日本サッカー協会で講習を行なっている。

“スペインの慧眼(けいがん)”と呼ばれる男の目に、W杯アジア最終予選のUAE戦、タイ戦の日本代表選手たちはどう映ったのか? 2009年から日本代表を定点観測してきたエチャリに、一定の時間以上ピッチに立った計14人の選手評を語ってもらった。

GK
川島永嗣(UAE戦、タイ戦ともにフル出場)

UAE戦は落ち着き払っており、俊敏だった。前半20分の決定機は非常に集中しており、すばらしいセービングを見せている。この1対1を制したことが勝利につながったと言っても過言ではない。タイ戦も集中力の高いプレーを見せた。相手のシュート精度は低かったが、PKストップを含めゼロに抑えたことは評価できる。

DF
酒井宏樹(UAE戦、タイ戦ともにフル出場)

ロンドン五輪の前から注目していた右サイドバックだ。当時から守備のポカが気になったが、攻撃ゾーンに入ったときのスキルは際立っている。UAE戦では深さと幅を与え、先制点はその長所が顕著に出た。右ワイドに開いてドリブルで侵入後、最高のタイミングのパスで久保の得点をアシスト。タイ戦はボランチとの関係性に苦しんだが、終盤には中盤との連係から目覚ましい攻め上がりを見せている。

長友佑都(UAE戦、タイ戦ともにフル出場)

左サイドバックとして、システム上、かなり高い位置をとっている。UAE戦の後半に大迫に合わせたクロスは、質の高さを証明した。ただ、今野ら中盤の選手とのコンビネーションはしばしば小さな破綻を見せていた。そしてタイ戦はボランチと連動できず、効果的な動きが少なかった。終盤にPKを与えてしまうなど「赤点」ギリギリか。

吉田麻也(UAE戦、タイ戦ともにフル出場)

センターバックとして経験豊富で、攻撃のヘディングを得意とする。UAE戦は中央で攻撃を跳ね返し、2点目の起点となるロングボールも及第点。ただ、クロスの対処でまずい場面があり、単純なつなぎでのミスもあった。タイ戦はロングボールや4点目のヘディングなど局面では輝きを放つも、ビルドアップは改善できていない。

森重真人(UAE戦、タイ戦ともにフル出場)

小柄だが、強く、うまく、ポテンシャルは感じるセンターバック。しかし、UAE戦は山口との連係(判断)が悪く、決定機を与えている。タイ戦も中盤のポジションに上がって逆襲を浴び、単純に相手FWに入れ替わられるシーンがあった。能力を生かし切れていない。先制点のロングパスはハイレベルだったが、もっと迅速かつ適切にボールをつける必要がある。

MF
山口蛍(UAE戦、タイ戦ともにフル出場)

UAE戦ではアンカーとしてプレー。孤立している場面が多く、“大ケガ”にはならなかったが、戦術的にはほぼ機能していなかった。彼の両脇は非常に危険なスペースだった。タイ戦ではダブルボランチの一角を担うが、パスミスが多く、終盤は持ち直したとはいえ精彩を欠いた。周りとの距離感が悪い。展開する意識を持つべきで、ポジショニングに改善の余地がある。

今野泰幸(UAE戦にフル出場)

ザッケローニ監督時代は、センターバックの適性を感じない選手だった。UAE戦はインサイドハーフでプレー。完全にマークをはがされる場面があったし、前への意識が強すぎるのか、後ろや横との連係に拙さも見られた。だが攻撃意欲は奏功し、2点目を記録。DFの背後をとった位置取りは正しい。ポジションの適性が見えにくい選手で、あるいはサイドバックか。

香川真司(UAE戦は後半26分まで、タイ戦は後半29分まで出場)

本来はトップ下の選手だが、タイ戦はインサイドハーフでプレーした。レアル・ソシエダの戦略担当をしていたときに彼をスカウティングしたが、コンビネーションで崩せるチームでは欠かせないが、フィジカルなチームでは力を出せないかもしれない。UAE戦の1点目は連係の起点になっている。タイ戦はトップ下で攻撃を作り出し、岡崎と同じで周りを生かしたプレーを見せた。

酒井高徳(タイ戦にフル出場)

これまでサイドバックでプレーする機会が多かったが、タイ戦はボランチでプレー。山口とポジションが重なることが多く、プレーを創り出せなかった。奮闘したが、守備面でも簡単にラインを越されていた。

FW
久保裕也(UAE戦は後半33分まで、タイ戦は後半39分まで出場)

ダイアゴナルラン(斜めの動き)に特長のあるストライカー。サウジアラビア戦もそうだったが、UAE戦では見事にゴールを決めている。2点目も起点になった。タイ戦でもロングボールを引き出し、右サイドで戦術軸になっていた。2つのアシストは完璧なコントロールだった。ゴールはいずれも周囲との関係性から生まれており、楽しみな選手と言える。ただ、タイ戦の後半は消耗していた。

原口元気(UAE戦はフル出場、タイ戦は後半21分まで出場)

ハリルホジッチの戦術を最も理解しているアタッカー。UAE戦は左サイドのゾーンを固く閉ざし、守備面での貢献度が高かった。攻守両面のポジショニングに優れ、必ず味方をフォローできる位置にいる。タイ戦も直接ゴールに絡んでいないが、常に適切な位置で味方をサポート。また、切り替えの意識が速く、スピードもあり、カウンター戦術ではキーマンになる。

岡崎慎司(UAE戦は後半37分から、タイ戦はフル出場)

清水時代から日本人で最も評価してきたゴールゲッター。チームプレーヤーとしての質が図抜けて高い。タイ戦は1点目、2点目、3点目、どれも彼の連係力が出た。トランジッション(切り替え)の意識も高く、相手のカウンターを許さず、味方のカウンターを発動させられる。タイ戦のベストプレーヤーのひとり。

大迫勇也(UAE戦の後半37分まで出場)

パスを引き出す動きに長じるセンターフォワード。UAE戦は高さも見せつけ、2点目の起点になった。クロスに合わせた際どいヘディングシュートもあった。

本田圭佑(UAE戦は後半33分から、タイ戦は後半21分から出場)

ゴールへの意欲を感じさせた。2試合とも交代出場だが、戦術順応度の高さを見せた。UAE戦はカウンターとポゼッションをもたらし、タイ戦は「深さ」を持ち込み、2度際どいシーンを作っている(ひとつは左足シュート、もうひとつは左足のクロスで久保がシュート)。タイ戦は終盤に山口のヘディングパスをダイレクトで裏に入れ、リターンからゴールを狙うポジションへ走っており、ここだけ切り取ってもセンスは出色だ。

webスポルティーバ 2017.04.10
https://sportiva.shueisha.co.jp/clm/football/jfootball/2017/04/10/uae14/

 

9 :2017/04/10(月) 19:15:32.78

大迫の批評までは違和感なかったけど、最後の本田の部分だけ日本人の記者が捏造したのかってぐらい異質に感じた

 

15 :2017/04/10(月) 19:23:17.51

エチャリのJリーガー片っ端から採点した本は面白かったな。FC東京の高橋秀人が評価高かった

 

16 :2017/04/10(月) 19:24:26.55

今野の評価めっちゃ辛いな

 

17 :2017/04/10(月) 19:25:45.53

レアル・ソシエダの戦略担当をしていたときに彼をスカウティングしたが、
コンビネーションで崩せるチームでは欠かせないが、フィジカルなチームでは力を出せないかもしれない。

まあこれだな

 

19 :2017/04/10(月) 19:28:20.48

今野の評価が辛口で本田の評価が甘口なのが意味判らない

 

20 :2017/04/10(月) 19:35:26.55

岡崎がちゃんと評価されてて良かった
2ちゃんだともう代表は無理って意見ばっかりだったし

 

22 :2017/04/10(月) 19:35:48.69

タイ戦のボランチが問題というのは誰が見ても明らかなのね

 

24 :2017/04/10(月) 19:39:02.06

今ちゃんはいきなりのスタメンであそこまでやったんだから許したってやって思う
何年も代表にいながら連携いまいちだった長友は反省

 

30 :2017/04/10(月) 19:49:10.20

今野は辛口ってわけじゃないと思う。それぞれ良いところ悪いとこ書いてあるし。約1名おかしなのがいるだけで。

 

33 :2017/04/10(月) 19:57:26.08

エチャリもそうだが何故か酒井を評価してる人多いな、ただのフィジカる馬鹿にしか見えないんだが

 

34 :2017/04/10(月) 19:58:22.63

本田だけめちゃくちゃ評価高くないか?
さすがにあの二試合で本田の良さは出てなかっただろw

 

36 :2017/04/10(月) 20:01:42.75

タイ戦データ
パス成功率
宏樹 26/36 72.2%
吉田 66/81 81.5%
森重 63/75 84.0%
長友 33/41 80.5%
山口 41/52 78.8%
高徳 52/61 85.2%
久保 17/28 60.7%
香川 28/34 82.4%
原口 16/18 88.9%
岡崎 18/27 66.7%

本田 9/14 64.3%
清武 10/14 71.4%
宇佐美 1/3 33.3%

 

38 :2017/04/10(月) 20:06:53.66

細かいところツッコミ出したら切りがないけど、本田の寸評以外は妥当だと思うよ

本田に関しては、この手の記事でどう見ても意図的であろう誤訳を何度か目撃してきたから、多くの人がどうしても疑っちゃうんだよな

 

41 :2017/04/10(月) 20:12:52.20

>>33
日本だとサイドバックに対する評価が概ね厳しすぎる
核になるポジションでもないし競争率自体が高くないのに

 

43 :2017/04/10(月) 20:19:28.75

>>33
俺も守備で軽いプレーがあって好きではないけど
攻撃時のスピードや最近の成長は理解出来るぞ

 

46 :2017/04/10(月) 20:23:23.00

相変わらず岡崎への評価は高いね
日本は長谷部以外のCHやDHはゾーンディフェンスが出来ないから評価が低いのも変わらないな

 

47 :2017/04/10(月) 20:26:07.58

日本の評論家はゾーンに対する理解が無いからな
ゾーンディフェンスが当たり前の国の指導者とは見るところが違う
今野や山口は人に食いついて自分のゾーンをカラにしちゃう事が多いから日本より評価は低くなる

 

63 :2017/04/10(月) 22:45:12.79

んー大迫もうちょい評価してもいい気が

 

64 :2017/04/10(月) 23:28:26.42

今野2chじゃ大絶賛だが守備ポジショニングに問題あったという評価なんだな。
2chと評価一致してるのは原口山口久保くらい。
本田大絶賛にねらーが混乱って感じか。

 

引用元:http://hayabusa3.2ch.sc/test/read.cgi/mnewsplus/1491818428/