ブンデス最年少主将は、酒井高徳。名門HSVが全幅の信頼を置く理由【161222】

1 :2016/12/22(木) 17:28:23.93

 あの試合は、1人の選手の思慮深さと大胆さが垣間見られる一戦だった。

 12月10日、アウクスブルクをホームにむかえたハンブルガーSV(HSV)は序盤から、アグレッシブな戦いを見せていた。前節につかんだシーズン初勝利の手応えと、地元サポーターの後押しを受けて。

 しかし、0-0の状況で迎えていた前半44分、HSVはトップ下のホルトビーが相手MFコールへの肘打ちで退場を命じられてしまう。混沌とした中で迎えたハーフタイムにギスドル監督は選手に訴えかけた。

 「相手のセンターバックもイエローカードを1枚もらっているし、他にもカードをもらっている選手はいる。今日の試合で相手に退場者が1人も出なかったら、おまえらのアグレッシブさが足りないということだ。承知しないぞ!」

俺らにとってチャレンジすべきシチュエーションだ!

 ハーフタイムを終え、HSVの選手たちがピッチに出てくる。それぞれがポジションへ移ろうとしたとき、左腕にキャプテンマークを巻いた酒井高徳が仲間たちを呼び止めた。

 肩を組み、円陣を組んだ。もちろん、試合前にはいつも円陣を組むのだが、後半開始時に円陣を組むのは珍しい。

 「オレたちは10人になったけど、良いサッカーは出来ているぞ。ディフェンダーが退場したわけじゃないんだから、攻撃の駒が1つ減るだけなんだから、しっかりと守りながらやれば今まで通りチャンスは来る。このシチュエーションは俺らにとってチャレンジすべきシチュエーションなんだ。チームのために戦って、この試合に勝とうぜ!」

同じ方向を目指すために、意思疎通を図った。

 チームメイトたちに語りかけた理由を、酒井はこう振り返っている。

 「これは、決して悪い意味ではないんですけど、目指すところが少しバラバラになっている気がしたので。(人数が少ない状況だから)落ちついてプレーすべきだという選手もいたし、(ホームだから)アグレッシブに行こうという選手もいました」

 それぞれが「チームのために上手く戦おうとしていた」姿勢は素晴らしいことだと念を押した上で、酒井はこう続けた。

 「その点で、みんなの意思疎通を図ることを意識しました。同じ方向をむくために。もちろん、いつも勝ちたいと思ってやっていますが、こういう苦しい試合をものにしたかった。(ウインターブレイクによる中断期間まで)残り3試合しかないし、次の試合のことを考えているヒマなんてないぞ、と思ったんです」

酒井の的確な状況判断で、相手DFに退場処分が。

 攻撃的な姿勢は失わず、それでいて、注意深く戦いを続けていたHSVに転機が訪れたのは、66分のことだった。

 センターラインの手前でボールを受けた酒井は、すぐに展開せず、ドリブルでカウンターへと出て行こうとした。たまらず、コールが酒井をファールで止めた。そのコールに出されたのはイエローカードだ。しかし、彼は9分前にも警告を受けていた。主審が続いて掲げたのは、レッドカードだった。

 すると、直後の68分にHSVの左MFコスティッチが待望の先制ゴールを決めた。コスティッチのゴールを見届けた酒井は、何度も飛び上がっては、ゴール裏のサポーターの前で、拳を突き上げた。そして、コスティッチと抱擁をかわした。

喜びをあらわにする酒井を見たのはいつ以来か。

 喜びを爆発させた理由を、酒井は語る。

 「プラン通りの得点でしたからね。監督のメッセージどおり、相手が10人になって、そこからさらに点を獲れたので。『プラン通りだ! 最高のシチュエーションだ! 』と思って、嬉しかったんですよね」

 あのようなアクションは、ドイツのサポーターには間違いなく好意的に受け入れられる。例えばバイエルン・ミュンヘンのミュラーがファンからの支持が厚いのも、気持ちを前面に出す姿勢があるからだ。毎試合を決勝戦のような気持ちで戦う選手が、ドイツ人は大好きだ。

 ただ、酒井がそんな風に喜びを身体で全身を使って表現する姿勢は、ともすれば久しぶりのように見えた。

ドイツに移籍した当初、とにかくアグレッシブだった。

 2012年1月にシュツットガルトに移籍した酒井は、’11-’12シーズンの途中からの加入ながらも、14試合で5アシストをマークした。シーズン開幕前に加入していれば、ベストイレブンに選ばれてもおかしくはないほどの活躍だった。

 ドイツ人の母を持つということもあり、ドイツ代表に推す声が挙がっていたのも、そのパフォーマンスとは無縁ではなかった。もっとも、本人に日本代表以外でプレーするつもりはなかったが。

 当時の酒井は、とにかくアグレッシブに、ガンガン前に出て行った。セットプレーのキッカーも任されることがあった。味方のゴールが決まれば、派手なガッツポーズで、喜びを爆発させた。酒井が加入してからのシーズン後半戦の成績だけに限ればリーグ優勝を果たしたドルトムント、バイエルンに次いで3位に入っていた。

 総得点もドルトムントについで2番目に多かった。当時、ドルトムントにいた香川真司も雑誌のインタビューで“酒井ならば、すぐにドルトムントで活躍できるほどの選手だ”と話していた。

思慮深さとアグレッシブさのバランスが整った。

 確かに、ゴールに絡むという点だけを見れば、データ上ではあの頃を抜いてはいない。あのシーズン以来、シュツットガルトからHSVに移った昨シーズンまで残留争いと無縁でいられたシーズンはないし、チームのパフォーマンスに左右されやすいサイドバックを主に務めてきた選手としては仕方がない部分がある。

 数字で測れないからこそ、成長の跡が見えづらいところはあった。

 しかし、アウクスブルク戦で酒井が見せたのは、思慮深さとアグレッシブさとの両面だった。あのころよりも、一回りどころか、二回りもたくましくなっている姿があった。

指揮官が称える「100%といえるプロ意識」。

 もっとも、キャプテンに就任してから注目が集まる状況をいなすように、酒井はこう話す。

 「みんなが言うほど、『自分はキャプテンなんだ』と意識はしていないんですよね。基本的には、みんなにあまり干渉はせず、チームにとって良くない状況になりそうなときだけ何かを言うくらいで。チームが普段通りに戦えるのがいいので、まぁ、プレーで引っ張ったり、そういう心が大事なのかなと思います」

 現在のブンデスリーガでキャプテンを務める選手のなかで最年少となる酒井に、キャプテンマークを託した理由をギスドル監督はこう説明している。

 「彼はグラウンドの上で倒れるまで、チームのために尽くしてくれる。オープンでありながら誠実で、よくコミュニケーションをとり、100%といえるプロ意識を兼ね備えている。だから周りの見本となる選手であり、キャプテンにふさわしいのだ」

キャプテンだからこそ感じられる、心地よい疲れ。

 そもそも、酒井がHSVに移籍した理由のうちの1つが、シュツットガルト時代の恩師でもある、前監督のラバディアがいたからだ。

 しかし、前任者だけでなく、現在のギスドル監督からも評価されているのは、酒井という選手の価値を証明するものに他ならない。高い評価は、サッカーだけではなく、ドイツ語でコミュニケーションを取る努力も、きちんと続けてきたこととも無縁ではないだろう。

 ただ、左腕に巻かれたキャプテンマークは、酒井をさらに成長させてくれる一押しになるかもしれない。

 「キャプテンになって、毎試合の疲労度がすごくデカいかなという感じはあるんですよね。結果が伴っているから、今は気持ち良い疲れで済んでますけどね!」

 それだけの苦労や疲労は、お金を出しても手に入らないものなのだから。

http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20161222-00827114-number-socc&p=1

 

8 :2016/12/22(木) 17:40:35.70

いつだったかの日本代表戦で相手選手の荒いプレーに豪徳が掴みかからんばかりに相手とやり合ってた

こいつはキャプテン向きだよ

 

33 :2016/12/22(木) 18:27:15.76

>>8
オマルに挑発されてメンチ切り返したらオマルが引いていったのは笑った

 

10 :2016/12/22(木) 17:48:46.11

顔がいいからな

 

13 :2016/12/22(木) 17:50:00.78

すると、直後の68分にHSVの左MFコスティッチが待望の先制ゴールを決めた。コスティッチのゴールを見届けた酒井は、何度も飛び上がっては、ゴール裏のサポーターの前で、拳を突き上げた。そして、コスティッチと抱擁をかわした。

なお試合はこの直後に3失点して敗北

 

16 :2016/12/22(木) 17:53:10.27

>>13
この試合は1-0で勝ってるぞ
1-3で負けたのは次のマインツ戦

 

15 :2016/12/22(木) 17:50:59.09

整ってきたな

 

17 :2016/12/22(木) 17:54:53.14

試合中も積極的に仲間とコミュニケーション取ってて仲間からもハイタッチしにきたりする
キャプテン就任以降一挙に自動降格圏脱したしチームの雰囲気もいいんだろうね

 

18 :2016/12/22(木) 17:55:53.12

高徳就任前 △●●●●●△●●●
高徳就任後 △△○○●○

 

24 :2016/12/22(木) 18:04:22.98

けっこう勝ち気な性格だよな

 

29 :2016/12/22(木) 18:18:39.22

>>24
ホルトビーを削って一発レッドになるくらい勝気です

 

32 :2016/12/22(木) 18:22:37.24

>>24
昨季チームメイトに止められるほど相手のドイツ人ともめてカードもらったりしてたから
キャプテンになった事で落ち着くといいんだがw
シュツットガルトの頃は止め役だったのにあっちになじみすぎw

 

30 :2016/12/22(木) 18:19:31.49

特別高徳が良いプレーしてるわけじゃないがチームが変わる何らかのきっかけにはなってるな

 

34 :2016/12/22(木) 18:31:35.38

就任直後の試合で黄色食らった時は気負ってるなあって感じだったけどね
セットプレーの時も味方を鼓舞するシーンがあるし性格的にも向いてる
足りないのは90分を通したプレーの安定感だけ

 

36 :2016/12/22(木) 19:14:40.20

監督も狂ったように駆け回ってたな

 

41 :2016/12/22(木) 19:49:03.81

長谷部でもクラブではキャプテンやってないのにな。
素直に凄いわ。

 

44 :2016/12/22(木) 20:25:27.55

2部落ち寸前のくせに信頼とか何

 

47 :2016/12/22(木) 21:08:15.85

>>44
ゴートクをキャプテンにしてから調子が上向いて降格圏脱出

 

49 :2016/12/22(木) 21:21:44.08

スケープゴートクとは何だったのか

 

52 :2016/12/23(金) 00:58:38.78

代表だと穴になるけどクラブでは上手くやれてる
それで良いんじゃないか

 

http://ux.nu/Omp0S