J3降格危機からJ1昇格争いへ、7月を境に横浜FCで何が起きたか【160924】

1 :2016/09/24(土) 14:08:48.22

 9月18日、ニッパツ三ツ沢競技場は厚い雲が低く立ちこめ、小雨がぱらついていたが、人々のどよめきにはそれを振り払う熱があった。エースのイバが2得点し、守護神の南雄太が2度のPKをストップ。雨に濡れながら声援を送ったホームのファンにとって、これ以上ない劇的な勝利だった。

 J2で7位の横浜FCはこの日、6位の京都サンガを2-0と下し、勝ち点差を4に縮めている。プレーオフ出場権の6位以内を巡る攻防。横浜は見事にその差を縮めたわけだが、7月の時点ではむしろ降格圏に近い順位だった。それが最近の11試合で7勝3分け1敗。破竹の勢いを見せている。

 2007年以来のJ1復帰に向け、横浜FCに何が起こっているのか?

 一つのきっかけは、今年6月で現役を引退し、7月に横浜FCの強化ダイレクターに就任した福田健二(38歳)にあるだろう。

 福田は名古屋グランパス、FC東京、ベガルタ仙台でプレーした後、パラグアイ、メキシコ、スペイン、ギリシャで戦い続け、生まれ故郷の愛媛に戻った後、香港でスパイクを脱いでいる。香港での最後のシーズンは、「リーグ年間人気投票」で、中国代表を完封して英雄になった香港代表GKを制して1位に輝いた。若手に与える影響が大きく、香港代表スタッフのオファーも受けたほどだ。

 その福田が最初に横浜FCの雰囲気を見たときは、愕然としたという。スペイン2部の厳しい環境で2桁得点した男にとって、選手は覇気に欠け、なにから手をつければいいのか分からないほどだった。案の定、就任直後のチームは連敗した。

「『危機的な状況にある』ということはみんなに伝えましたね。そして、『それを変えるのは選手自身なんだ』とも言いました。技術や戦術よりも、まずは気持ちの部分だと思ったんです」

 そう語る福田は、チームのエースストライカーであるイバに目をつけている。モロッコ系ノルウェー人のイバ(31歳)は当時20試合で3得点。身長190cm、体重88kgの大型FWは絶不調に喘いでいた。

「僕が初めて見たときのイバは、やる気がないというか、腐っていました。でも、日本人にはない体を持っているし、ボールを収める技術はあるし、パンチの効いた左足シュートも打てる。いろんなことを求められすぎていたので、ゴールに向かってシンプルにプレーさせれば、必ず戦力になると考えました。それでコーヒーを2人で飲みながら、”おまえは別格なんだ。必ず活躍できる!”って、いい気分にさせたというか。だから、僕が何かをやったんじゃなくて、これがあいつの力なんですよ」

 イバは7月からの13試合で9得点の荒稼ぎをしている(32節終了現在で12ゴール、得点ランク5位)。京都戦では左足での鮮やかなFKも決めた。ゴールするたびに自信をつけ、前線でのポストワークが冴え、体を張ってファウルを誘い、起点も作れるようになった。今や完全に戦術のキーマンとなっている。

 Jリーグでは外国人選手に必要以上の仕事を求め、がんじがらめにする傾向がある。セレッソ大阪のディエゴ・フォルランがいい例だろう。イバのイメージも、「スピードがないし、従順でなく、身長のわりにヘディングも強くない」と悲観的なものが多かった。それが福田の楽観的評価によって、「フットサル仕込みの技術でボールを収め、コンタクトプレーの強さで敵センターバックにストレスを与え、左足でゴールを叩き込める」と様相は激変した。

 一人の選手の力が引き出されつつあるのは間違いない。もしこの効果が全体に波及していったら――。

「(福田ダイレクターは)とにかく明るいし、それによってチームの雰囲気は変わりましたよ。とくに外国人選手に与える影響は強いというか。気持ちよくプレーさせていますよね」

 京都戦、2本のPKを止めた南も、福田という触媒が刺激を与えていることを実感している。

 もっとも、終盤に2本のPKを与えたということは、どう転んでもおかしくない試合だった証左である。後半24分、横浜ベンチはセンターバックを増やして5バックに変更する用兵で、いたずらに苦しんでいる。完全にスペースを相手に明け渡し、滅多打ちにされる有様。逆転されても不思議ではない内容だった。厳しい戦いが待つ中、同じような失敗は許されない。

「J1に昇格することが今の自分の目標です。必ず選手やスタッフたちはやってくれる、と信じていますよ。ないことやできないことを愚痴っても仕方ないので、とことん前向きにやっていきたいと思います!」

 現役を引退したばかりの福田は、若々しい口調で言った。J2は残り10試合。9月25日、横浜FCはカマタマーレ讃岐と敵地で対戦する。

https://sportiva.shueisha.co.jp/clm/football/jleague_other/2016/09/24/fc_8/index.php

 

4 :2016/09/24(土) 14:10:53.90

キングはムードメーカータイプじゃないのか

 

24 :2016/09/24(土) 14:48:33.63

>>4
先頭で引っ張るタイプ

 

8 :2016/09/24(土) 14:17:07.50

変化の真っ最中ていいよね

 

9 :2016/09/24(土) 14:18:16.18

そんなもんでこんなに成績が変わるのか
千葉や京都って一体

 

17 :2016/09/24(土) 14:35:48.31

イバの覚醒は福田のお陰なのか

 

22 :2016/09/24(土) 14:47:23.32

デカ大久保とイバでゴリゴリやればプレイオフみたいな短期決戦は有利だな

 

6 :2016/09/24(土) 14:16:00.44

「好きなサッカーで
世界に胸を張れる
選手になってください」
の人か

 

7 :2016/09/24(土) 14:16:03.68

母ちゃん…

 

25 :2016/09/24(土) 14:48:55.27

子供の頃母ちゃんが自殺してるんだよな
相当な苦労人だよ

 

32 :2016/09/24(土) 15:01:10.31

「お金には困ってました。ある時、兄貴が修学旅行のバッグを買うために貯めてたお金を、
母ちゃんが黙って生活費に充てて。二人は大喧嘩です。けど、たった一万ですよ。
愛があればお金なんて、と言う人もいますけど、それは本当の貧乏を知らない人が言うことですよ」

母が自殺した理由もその貧しさに起因していた。
一人で二人の息子を育てる彼女は化粧品のセールスレディとして働いていたが、
給料は歩合制で成績が落ちてくるとノイローゼになった。
最初は手首を切り、2度目は睡眠薬を飲んで自殺を図ったのだと、福田は言う。

「オヤジにはサッカーは金がかかるから辞めろと言われました。
勉強も役に立たないと教科書を捨てられて。
中学の時は荒れてたし、先輩から調子に乗ってるとしめられました。でもやるならやれって。
一匹狼みたいな感じで突っ張っていて、その筋の人に入らないか、とも誘われました。
オレが信じられるのは兄貴だけだった。」

中2になると、福田は練習に行けない日々が続いた。
練習場に通うための大人800円の電車賃が捻出できなかったからだ。
当初は子供料金の400円でごまかしていたが、駅員に問い詰められばれた。

 
彼は今もその日の始まりをよく覚えている。
当時、小学5年生だった彼は朝から違和感を感じていた。
いつもは窓を開けて手を振ることなどない母親が、自分の姿が見えなくなるまで手を振っている。
胸騒ぎを覚えたが、それは少年特有の恥ずかしさにすり替わった。

「母ちゃん、もういいよ。恥ずかしいから」

2限目だった。彼は「お母さんが怪我をした」と校長室に呼び出される。
母はビルの屋上に上がり、自らガソリンをかぶって火を放ち、そのまま飛び降りた。
福田健二宛に残された遺書には、たった三行だけ記されていた。

    選  世   好
    手  界   き
    に   に   な
    な   胸  サ
    っ   を   ッ
    て   は   カ
    下  れ   |
    さ   る   で
    い

福田は声を絞り出す。
「兄貴はこれからのこととか、大学を出て、とか原稿用紙3枚も書かれていたのに、
なんで自分は3行、しかもサッカーのことだけなのか、と悩みましたね。
確かに、サッカーの練習だけは一度も休まなかったですけど。」

 

38 :2016/09/24(土) 15:51:34.94

>>32
これマジなの?

 

39 :2016/09/24(土) 16:02:23.59

>>38
まじやで

 

44 :2016/09/24(土) 17:00:06.97

>>32
辛いなぁ…

 

30 :2016/09/24(土) 14:54:05.45

福田横浜FCにいたのか。いろんなリーグ経験してるから良いSDになるだろうな

 

33 :2016/09/24(土) 15:02:32.35

■福田健二

1992 **** 市川SC   ※U-15クラブ選手権で全国3位
1993 **** 習志野高  ※1年レギュラー
1994 **** 習志野高  ※高円宮杯3位
1995 **** 習志野高  ※高校総体優勝
———————————
1996 *0点 名古屋(J1) ※アジアユース(ベスト4)
1997 *5点 名古屋(J1) ※ワールドユース(ベスト8)
1998 16点 名古屋(J1) ※日本代表(トルシエ)
1999 10点 名古屋(J1) ※シドニー五輪予選代表(トルシエ)
2000 *4点 名古屋(J1)
2001 *3点 名古屋(J1)→FC東京(J1)
2002 *2点 FC東京(J1)
2003 *0点 FC東京(J1)→仙台(J1)
2004 22点 パラグアイ(1部)→メキシコ(2部) ※通訳なし
2005 12点 メキシコ(2部)→スペイン(2部)
2006 *2点 スペイン(2部)
2007 10点 スペイン(2部)
2008 *9点 ギリシャ(2部)
2009 **点 愛媛FC(J2) ※怪我で選手登録なし
2010 *7点 愛媛FC(J2)
2011 *1点 愛媛FC(J2)
2012 *3点 愛媛FC(J2)→香港(1部)
2013 11点 香港(1部)
2014 10点 香港(1部)
2015 *6点 香港(1部)→現役引退
———————————
2016 横浜FC(2部)の強化Dに就任

 
2013 “さすらいのgoleador”福田健二、香港での新たな旅路
ttp://gendai.ismedia.jp/articles/-/35779

 

45 :2016/09/24(土) 17:03:55.63

結局、外人。
カイオアウトで下の鹿島。
ふたりの外人フィットで上の柏。
イボのお陰で昇格争いに参戦の横浜FC。

 

46 :2016/09/24(土) 17:08:26.86

監督は?

 

http://ux.nu/Ct1vZ